2005年05月08日

交渉人 真下正義

★★★★ これはおもしろかった。 『踊る大走査線』シリーズの日本第1号の交渉人/ネゴシエーター・真下警視。 青島刑事の明るさに対して真下警視のオタクっぽさ。 このまったく違うタイプが同じ『踊る』シリーズで!? そう考えただけでも、楽しみ! 期待通りでした。

ハリウッド映画では交渉人を主役にした作品は既にいくつも作られているわけだけど、邦画では多分これが初めての作品だと思う。 そこからして、最初真下警視が乗り込んでいく地下鉄中央司令室の人々が、真下警視を半分見下しながら『こいつは何者だ?』的な見方を、僕も一緒に共感するわけです。 更に舞台となる地下鉄。 毎日仕事に使っているので、これまた感情移入しやすいことしきり。 そして何と言っても、地下鉄が猛スピードで暴走するシーン。 ホームにぶつかりながら、他の列車とも衝突しそうになりながら暴走するのです。 福知山線脱線事故のニュースを散々見ているので、『感情移入』どころの話ではないのです。 心臓はドキドキするし、犯人に対して本気で『バカ者!』と怒鳴りたくなりました。 まあ、観客を乗せていないのはせめてもの救いですが。 すごくおもしろかったのは確かだけど、この時期に公開していいのかな?
2005年5月7日チネチッタ。 交渉人 真下正義
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2004年06月06日

4人の食卓

★★★★ これよかったけど怖かったよ〜。
 新婚間近の男性が、怖〜い悪夢というか幻想というか現実というか(きっと精神医に言わせると現実)に悩まされるんだよね。 最初の30分は呪怨並に怖かった。 背筋がゾゾゾ〜ッて感じが3回くらい続いたよ。 その後はそんなに怖くないけど、子供を失った悲しい女性(猟奇的な彼女のヒロインらしいけれど、同じ人に思えませんでした。)とか、悲劇的な過去とかいろいろ出てきて、それらがパズルのごと〜く少しずつ全貌が見えてくるわけ。 あんまり頭の良くない僕には、パズルが完全な完成形になりませんでした。 だけどやっぱりおもしろかったな〜。
 怖かったからホラーなのかもしれないけど、精神・心理学的に良くできている感じがしました。 観終わってしばらくして、シャイニングと比べたくなったのは僕だけかな〜。 シャイニングのほうがホラー色が強いけどね。 韓国映画の底力。
 2004年6月5日シネマスクエアとうきゅう。 4人の食卓
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2004年05月08日

世界の中心で、愛をさけぶ

★★★★★ これ泣けたよ〜。 何でこんなに泣けるのかなっていうぐらいによかったな〜。 青春ラブストーリーの傑作だね、これは。

 お話はちっとも難しくなく、大沢たかお扮する朔太郎が故郷である四国を訪れ、そこで昔の初恋のことを回想する。 ところが彼女は白血病。 この設定は、確かによくある悲恋物語の定番形。 だけど、いくら彼女が白血病でも、泣けない作品はちっとも泣けない。
 何故この作品はこんなに泣けるのかな〜。 大沢たかおが泣かせるわけでも、柴咲コウが泣かせるわけでもない。 あの若い2人、チラシによると長澤まさみさんと森山未來くん、新人のこの2人が泣かせてくれるんだよね。 若い二人が初恋モードに入ったときの心情描写のうまいこと、かつての名作「青い山脈」に負けていない。 そして中盤以降、社会的にお金も、力もない朔太郎君が何とか自分の力だけで必死に彼女をオーストラリアに連れて行こうとする終盤の飛行場でのシーン。 いよいよどうすることもできなくなった彼の助けを求める叫び! 周りの大人たちに言っているのか神さまに言っているのか、そんなことは問題ではない。 無力な朔太郎君が自分のできる限りの力を出し尽くして、何とか彼女の願いを叶えてあげようと必死になって、そしてそれもとうとう限界になってしまった彼が最後にできること、それがあの助けを求める叫びなんだと思う。 その必死な思いが、涙を誘う。

 小説の方も泣けると話題になっているらしいけれど、久しぶりに映画を見た後、小説を読みたくなりました。 映画館を出たあとも、涙モードが直らず、パチンコ屋から流れていた「世界に一つだけの花」を聴いて、なぜかまた涙ぐんでしまった。

 2004年5月8日チネチッタ。 世界の中心で、愛をさけぶ
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2004年03月24日

クイール

★★★ 娘にせがまれて一緒に観に行きました。 娘は原作本を昨年買って読んでいたので公開の1ヶ月くらい前から一緒に行く約束。
 盲導犬クイールの一生という題の本ですが、映画の内容もそのまんまでした。 大人の私が見て、特別感動するほどのことも無かったのですが、娘は最後のほうで泣いていましたね。 見終わった後は、予想したとおり「犬、飼ってもいい?」。 この作品観ると、本当に犬(それも賢い犬)が欲しくなります。 もう少しで、「それじゃ、飼ってみようか。」というところでした。
 2004年3月21日チネチッタ。 クイール
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2004年03月08日

イノセンス

★★★★ サイボーグと人間とロボットが共存する近未来のサスペンスアクションCGアニメ。
 う〜ん、なんとも哲学的な作品だな〜。 だけど作品の骨格そのものはそれほど難解じゃないと僕は思う。 だから楽しめた。
 難解なのはマトリックス。 観終わって消化不良感がないのはイノセンス。 面白くない冗談でも笑ってくれそうなロボットはアンドリュー、つまらない冗談を笑い飛ばしてくれるのはジョニー5、つまらないジョークじゃ冷たい目で相手にもしてくれなさそうなのはイノセンス、悪い冗談だと殺されてしまうのはT1000
 切ないイノセンス。 イノセンスよりもっと切ないのはブレードランナー。 だけど、イノセンスを実写版で作ったらブレードランナーよりもっと切ない作品になるのかも。 それにしても日本のアニメはすごいな〜。
 2004年3月7日チネチッタ。 イノセンス
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2004年03月02日

ギャザリング

★★★★★ こんなのって大好きなんだよね。 ホラー(スプラッタ系は苦手)&ミステリー&意外な展開&アッと驚くアイデア&手抜きなし。 地下に封印されていた教会。そこには壁に彫られた人々の彫像に向かって立つキリストの処刑像。これが意味するものとは!
 最後近くで、いや〜こういうことだったのか!ってわかるんだけど、その後も最後のエンディングまでしっかりと作られていると思う。 いつも行くチネチッタでやってないけど、象のロケットで人気がありそうだし僕好みの傾向の作品なので仕事帰りに銀座で観たんだけど、これは大正解でした。 何でこんなに面白いのにチネチッタではやっていないんだよ〜。 「シックス・センスと同じくらい面白い」って言うと「シックス・センスと同じくらい面白いならチネチッタでもやってるよ。」って言われそうだけど、本当にそう思いました。
 2004年3月1日銀座シネパトス。 ギャザリング
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2004年02月15日

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

★★★★★ これいいよ〜、のネタになりそーだなーと思いつつ観にいったんだけど、お見事お見事! これはすばらしい。
 1作目ロード・オブ・ザ・リングももちろん良かったけれど、やっぱり結末が無いからね〜、ちょっとモヤモヤっていう感じ。 登場人物を紹介するだけでも大変だろうから仕方ない。 二つの塔は大好きなキャラ、ゴラムが登場してどんどん話がおもしろくなっていくし、ヘルム峡谷での戦いもすごかった。 そして今回の王の帰還。 3時間半の長丁場、最初から最後までオールクライマックス。 いまさら登場人物を紹介する必要もないし(知るとするれば更に奥深いその人物の情報、たとえばゴラム)、怒涛のハイテンション。 もちろんエンディングも当然完結編ですからモヤモヤもなし。
 3作目にしてこれほどおもしろくなるものか?やはりそれはこの原作そのものが大作であり、もともと“2時間枠の映画”を前提に書かれたものではないからだろうな〜。 映画の1作目がヒットすれば2作目の脚本を作って…なんてものじゃないからだと思う。 その最高の原作を、最高におもしろい長編映画に創り上げようと映画製作にたずさわった人たちの熱意だろうと思う。
 過去にも長丁場のすばらしい作品いっぱいあるけど、風と共に去りぬベン・ハー、…、是非この作品11部門にノミネートされているらしいけどアカデミー賞10個ぐらい受賞して欲しい。 きっととれるでしょう。
 1作目と2作目を見ていない人は、先にそちらを見てからにした方がいいと思います。 あと個人的に僕は日本語版が好きです。
 2004年2月14日チネチッタ。 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
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2004年02月08日

ニューオーリンズ・トライアル

★★★★ 昨日はしごした映画をもう一本。 これまたいいよ〜。
 リストラされた男が銃を乱射して自殺。 当然ながら罪の無い人たちが犠牲となり、未亡人となった女性が弁護士ダスティン・ホフマンと協力して銃メーカーを起訴するんだなー。 才人ダスティン・ホフマンの勝利と思いきや、これがどっこい、銃メーカー側には更に上手のジーン・ハックマンがついている。 強敵だよ(スーパーマンの時のレックス・ルーサーよりもっと手ごわい)。 鼻以外はダスティンより遥かにデカイし。
 ホフマンvsハックマンと思いきや、なんとなんとここに謎の男と女ジョン・キューザックとレイチェル・ワイズが絡んでくる。 こりょもうハラハラドキドキ、法律用語やアメリカの裁判制度なんかちっとも知らない僕もワクワクしながら楽しめたぞ。
 一体誰が勝利するのか! 銃メーカーに勝って欲しくないけども、何といっても銃野放しのハリウッド映画だからな〜。 観てない人のために結果は書きません。 ま、結果だけでなく途中のアラアラ、一体どーするのヨ感がとてもいいんだけどね。 2004年2月7日チネチッタ。 ニューオーリンズ・トライアル
posted by これたろう at 14:21| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラブ・アクチュアリー

★★★★★ これいいよ〜。
 ラブストーリーが10組ぐらい。 話がまとまらないかなと思いきや、このエピソードも、そのエピソードも上出来。 映画観て感情移入できないとつまらないでしょう。 だけど、なぜかこの10組のラブストーリー全部感情移入できちゃうんだよね。(つまり僕の恋愛指数もすてたもんじゃないってことかな^^;) 映画館の中はアベックが6割、女性同士が2割くらいかな。
 ヒュー・グラント首相と秘書の恋、ヒュー・グラントって2枚目だけどこんな3枚目的な恋愛ものがピッタリだよな〜。 傷心の作家のお話も最後、定番感動シーンになだれ込むんだけどいやみが無くていい。
 これだけラブストーリーが揃うと、当然のごとく出てくる浮気のお話。アラン・リックマンこの人ダイ・ハードですごい悪役やってたでしょ。 ふつう他の作品でも悪役が多くなるかと思いきや、ハリー・ポッターとかこの作品の役とってもいいと思います。(不倫しようとする夫ってやっぱり悪役?) で、これまたサイコーに笑えるんだけど、特に笑えたのがそのエピソードでチョイ出てくるローワン・アトキンソン。 ミスター・ビーンでまあまあおもしろいかな程度だったんだけど、こいつやっぱりおもしろいよ、笑いの芸がプロだな〜と思っちゃう(表情から、歩き方、指先の一本一本の動きまで)。
 ということでお薦めです。 1人で観に行くとやたらと恋がしたくなるヨ。 だけどなんでクリスマスシーズンに公開しなかったのかなこの映画?? 2004年2月7日チネチッタ。 ラブ・アクチュアリー
posted by これたろう at 12:02| Comment(0) | TrackBack(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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