2006年09月24日
★★★★★ いや〜、よかったというか、感動した〜というか、衝撃的というか、見応え十分でした。
日本でも1960年代から70年代にかけて、政治改革を謳い学生はヘルメットを被ってビラを撒いて闘ったわけですが、きっと彼らもゾフィー・ショルのことは知ってたんだろうな〜。 だけど、この映画は別格だね。 ゾフィーのことが書かれた資料を読んでも、この映画から得られる感動はわからないと思う。 この映画のすごいところは、ゾフィーはそんなに勇猛果敢でもなければ、鉄の女でもなく、普通のどこにでもいる女学生であり、そんな彼女が体験する恐怖と衝撃と絶望が生々しく観客に伝わってくる(感情移入さえ許されないほどのリアリティで描かれている)ということ。
これから少なくとも1000年ヒトラーが歴史に名を残す限り、この一女学生ゾフィーも(大石内蔵助のごとく)人の記憶から消えません。 すごいね。
2006年9月24日 宅配DVDレンタル
白バラの祈り
posted by これたろう at 21:24|
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ゾフィーの気持ちの揺れさえきちんと描いたのがよかったですね。相手のナチスがだんだんと位負けしていくところが素晴らしかったです。
私も、ゾフィーが21歳の普通の女の子だってところが切なかったです。